2015年、紅白歌合戦衣装制作裏話、1回目

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あっと言う間に
1月も中旬となり、連休も終わりました。

連日、暖かい日でしたが、ここ数日間は、寒いですね。

昨日は、外にでるのが、嫌でした。

私も、年末の無理がたたり、それでも年始は忙しく、更に無理を重ねたため
ちょっと、撃沈していました。

ようやく、回復してきましたが、また、忙しくなってきてしまいました。

そうそう、裏話をしないと‼

前年の経験で、紅白の衣装制作は、ギリギリで、作られている事が良くわかっていたので、年末の覚悟はしていました。

打合せをして、正式に依頼をお受けしたのが、14日でした。

色、デザイン、私が担当する部分の案、でした。
この時は、
今年は、等身大のドレスで、デザインは、マーメイドライン(ユミライン)
刺繍は、上半身、昨年同様。
色は金で、ピンクと、ターコイズの石をアクセントにした花のモチーフで、埋めて、昨年同様に縦のラインのデザイン。
軽く仕上げて欲しいというrequestでした。見本にお預かりしたサンプルが、画像の左端。
生地に刺されていたものですが、土台の金色のラメは、ミシンで刺したと思います。

これに近い物を、短時間で作る事が、課題です。
しかも大量に。

昨年は、前面ビーズ刺繍で、大変でしたが、私には単純作業に近い物でした。
とにかく、前面、刺繍する。という事なので。

勿論、身体の形が綺麗に見えるように、立体的に仕上げること等、細かい事はありますが、そんなに大変ではありません。

土台を刺して、更にその上に、ビーズやスパングルを刺すので、これは大変です。しかも、単色だと、サンプルのイメージとは、違い、立体感もなく、のっぺりしてしまいます。
なるべく、金で色の差を出した材料を使い、リボン、コードも、色々試作をする必用がありました。

材料は、私がセレクトするので、まず材料探しをして、モチーフの試作作業が始まりました。