何から、作れば、良いのか、

今月中に、カバンや、パスケースを、作りたいのですが、
クチュールフローラ勉強会の準備や、資材の手配で、ぜんぜん、
進みません(泣)

早く取りかかりたいのですが…

私は、服飾デザイナーに、なりたくて、短大を、卒業してから働いて、学費を、貯めて、専門学校に行きました。

ベーシックの1年は、被服科短大卒だと、推薦状で、免除になるので、大学の教授に、サインして貰いました。

当時は、専門学校のレベルは、低くみられ、大学卒業する事が、重要でした。私の親は、普通の企業に就職する事が、良いと、思っていたため、私が、デザイナーになりたい、といっても、賛成してくれませんでした。
私も、高校、短大と私学で、迷惑をかけたので、自分で、学費を、貯めて行く事に、抵抗はありませんでした。

私の妹は、高校は、公立でしたが獣医大学は、6年、さすがに、悪いとおもったのか、奨学金を、貰っていました。

いざ、学校に入ると、
年令のギャップもありましたが、皆に頼られ、私は、
「お姉ちゃん」と呼ばれていました。
でも、自分の無知と皆とのレベルの差に、恥ずかしい思いを、しました。

実習や、宿題、制作物は、毎日で、毎晩徹夜でした。それでもこなせない課題。
毎日ミシンを、踏みました。
おかげで、卒業後に、ミシンが、壊れました。
ミシン屋さんは、びっくりしていました。

課題は、成績順に、黒板に、貼り出され、それを見ながら、批判されます。
自分のデザインのレベルを、分からせるためだったのでしょうか?
何時も、トップの人がいて、私は、ぜんぜん、そのレベルに、なれず、悔しくて、先生に、どうすれば、良いかを、聞いて、出来る努力は、全てしました。

自分が、得意だと思っていた事が、こんなに評価してもらえず、しかも、自分の力の無さを知り、本当に悔しくて、そして、基本を学ぶ1年を、スキップした事を、後悔しました。

卒業する頃には、私は、クラスで何時もトップ争いを、するようになり、縫製は、先生に誉められ、イラストデザイン画は、来年の見本にと、返してくれませんでした。
酷いですよね(笑)

何でもそうですが、
基本の技術を、正しい知識のある専門科から指導を、受けて、
努力しないと、みにつかないです

自分が、指導者に、なりたいのであれば、出来る努力は、全てするべきです。

出来ない事が、ある人や、
十分な知識が、ない人が、簡単に先生になれるのは、おかしいでしょう?

そして、自分の力で、努力するべきです。
人から教わる事だけに、頼ってしまうようでは、駄目ですね。

基本の技術や、知識が、あれば、応用が、出来ます。

私は、ネイリストでも、あります。
やるからには、きっちり勉強したいので、仕事を辞めて、ネイルスクールに、通い、卒業して、プロとしてサロンでも、仕事をしました。

やはり、基本が、身に付いていれば、楽でした
お店ごとのやり方を、覚えて、現場で、役にたてるように、頑張りました。

お客様が、何を求めているのか、
相手の事を、よく考えて、出来るだけの事を、するべきではないか、と思います。